ラマダンが始まりました



こんにちは、
マレーシア留学サポートセンター
代表の斉藤です。



マレーシアでは先週の金曜日から
ラマダン(断食月)が始まりました。

イスラム教徒が人口の6割ちょっと
占めるマレーシアでは、
大きなイベントであるラマダン。

日の出から日没まで、
食事等はいっさい口に
入れることができません。

主な理由は、身体の中を浄化すること、
そして、貧しい人たちの気持ちを理解し、
食べ物に感謝するためです。

断食は約1ヶ月。

終わるとハリラヤという期間に入り、
家族でお祝いをします。

この期間には、
貧しい家族に食事をおすそ分けしたりして、
みなで助け合います。

ラマダン中はマレー系レストラン等は
閉まっていることが多いですが、
インド系、チャイニーズ系は
通常通り営業しています。

イスラム教徒以外の人は、
断食をする必要はありませんが、
断食をしている人の前で、
食事をしたり、水を飲んだりすることは、
避けるのがマナーとされています。

こうしたその国ならではの、
文化や気遣いを学ぶことも
国際性を身につけるということですね。

ラマダンの時期は移民局による
学生ビザの審査に時間がかかったり、
クラスの生徒さんの欠席が増えたり、
交通事故がいつもより増えたり、
ラマダン前に窃盗が増えたりと、
マイナス面もあるのですが、

根本の考え方自体は、
飽食に慣れすぎている日本人にとって
見習うべきことがあるなぁと思っています。

マレーシアは多民族社会なので、
いろいろな文化や宗教、
生活習慣、考え方、流行りなどに
触れる機会がたくさんあります。

日本でも多様性の重要性が言われていますが、
それをまさに体現しているのが
マレーシアという国です。

多様性のある文化や社会とはどういったものなのか、
こうしたことを肌感覚で分かっていると、
これからの時代により適用しやすく
なるだとうなぁと個人的には思っています。

マレーシア留学で得られるメリットは、
リーズナブルに英語を身につけることだけではなく、
こうした国際感覚を身につけることができることも
大きいですね。

そして、英語力とともに、その経験を、
将来活かしやすい時代であることも、
マレーシア留学を後押ししています。



そういえば今思い出しましたが、
こどものころに、母親が食事の大切さを
子供たちに分からせるために、
1日食事をしないという日がありました。

結局、朝・昼の食事は抜いて、
夕食は食べることになったのですが、
一日だけでもそういう経験ができたことは、
いまから思えばよかったですね。





マレーシア留学サポートセンター
代表 斉藤 高志




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